脚やせのココだけの話
相変わらず世間の人って野菜たっぷりサラダにドレッシング、と思っとるみたいです。
本当はおひたしや根菜の煮物、野菜炒めなんぞを食べた方が体のためになるやけど、まあ昨今のサラダ志向は当分変わらんでしょうね。
うちとて、サラダを食べんわけではないし、温野菜やおひたしにはドレッシングをかけとりますが、ドレッシングなんちゅうもんは、その時々に調合するものやと思っとる。
基本的には、酢塩分油香辛料の組み合わせでしょ。
ちょいと品ぞろえしときゃ何味だろうとカーンタンなものです。
ワインビネガーなどの他に、その場でしぼるレモン、の酢は、米酢、リンゴ酢、ミカンなどを。
の油もオリーブ油、菜種油、胡麻油など。
の香辛料はそれこそスーパーで何十種類もあるから好き放題ですわ。
塩分なのですが、うちではニンニク醤油や生萎醤油、梅酢などを作って使っとります。
作るたって、皮をむいたニンニクを瓶に入れ、醤油をドボドボ、これで一カ月たつとすごくうまいニンニク醤油。
生萎は薄切りで、醤油ドボドボ。
ドレッシングに抜群です。
ニンニク油、ついでにいうなら、ニンニク酢、それにタカノツメを漬けた油や酢、これらもドレッシング用に作っとくと便利です。
一ンニク油を加えたマカロニサラダやマリネは一味なかなかいけます。
空き瓶を洗ってから、これらのOO醤油、00油、00酢を作っとけば、それらの組み合わせでドレッシングなん思いのままですが。
唐辛子を付け込んだ胡麻油に梅酢を加えたあっさり中華風ドレッシングで食べるワカメサラダのうまさよ。
ホレホレ、瓶は捨てずに使いましょう。
やってきました恋の季節へいくつになっても「男と女」 。
桜の花がいさぎよくパッと散ってしもうて、ハートのほうでは恋の花。
すてきな出会いはないものかと、心つきうき浮かれまくっとる今日このごろですが、いかがおすごしでしょうか確かに春は恋の季節ではありますが、同時に食中毒の季節でもありまして、五月、六月からは食あたりに気をつけにゃならん。
食中毒といえばここ数年話題になっとるO157。
とくに一九九六年は堺などを中心にパニックを引きおこしとりましたし、今でも充分に要注意でありましょう。
あのO157食中毒が日本で確認されてからあちこちで取り上げられた「O157対策」はどんなものであったでしょうか。
調理場、調理人ともに消毒を徹底する。
加熱調理を充分にする。
調理した食物はなるべく早く食べる。
こういったことが指導され、かんじんな「食べる人の心がけ」についてはあまり触れようです。
仮にO157がくっついている食べ物を食べても、発病しにくい食べ方を実践するってことも大切なことじゃと思いますが、いかがなものですか?一九八二年に米国で初めて見つかった病原性大腸菌O157とは、どういった環境を好むのか? ご存じでしょうか。
一言でいうと「アルカリ性で繁殖し、酸性(7以下) では生きてられない菌」だそうな。
そこでヒトのおなかをのぞいてみると。
O157がはびこったジャガ芋の煮物を口から食べる→胃に入る→胃の出口→胃液(塩酸とペプシン213) が胃の中に分泌される→ジャガ芋はその酸でドロドロになる→胃の内容物がほとんど強い酸性となる→幽門が聞いて内容物は十二指腸へ流される(幽門) が閉→アルカリ液によって内容物は中和され、腸での吸収が始まる。
おおざっぱにいうともんですが、胃の中の状態を今一度よく見てくださいまし。
強い酸性になったら、O157とて生きてられるわけがないでしょ。
O157に限らず、コレラ菌なども酸性では死滅する。
だからしっかりかんで、食べ物を小さく砕いとけば胃の中で胃液とよく混ざり、O157も死んじゃうはずでしょ。
ところが実際にはO1 57が胃液攻撃をすり抜けて腸まで達し、ベロ毒素を生み出す。
なんでか? ひとつ考えられるのが「流し食い」。
今時の子供たちに多い流し食いをすると、水や牛乳、ジュースなどが固形物といっしょに胃のなかにしてしまい、そうなるとせっかく出た胃液から中性に近づいてしまうでしょ。
それじゃアン夕食べ物をドロドロにできん。
「水分だけ幽門をさっさとくぐり抜けて腸に流し、胃液の濃さを保とう」とする。
そのときに薄まった胃液のおかげで生きのびたO157もまんまと腸のほうへ。
食中毒予防方法はいろいろありますが、人間の体の機能をいかすなら、水分ガパガパの流し食いを控えて胃液を最大限利用するのも賢い食べ方やと思う。
牛乳を飲むにしても、胃液を薄めぬよう少しずつ飲むとか、食後二十五分くらいたってからちびちび飲んだほうが安全やと思います。
こういったヒトの体の底力は「おいといて」 消毒、殺菌、抗菌にばかりはしるとO 157食中毒のような、より強力な中毒菌が次々に現れてきよるようですわ。
寄生虫研究で有名なTi大学のFさんも現代の清潔志向がヒトの抵抗力を衰えさせとるようだと書かれます。
ヒ卜の体って皮膚の表面から大腸の奥にいたるまで細菌やウイルスや寄生虫たちがぎょうさんへばりついとりまして、ある一面ではヒトにとってマイナスであっても、別の一面で他の病気にならぬよう助けてくれとるようです。
それを「悪者はみんな成敗してくれるわ!」やりだしたとたんに、アレルギー性鼻炎やアトピーなどが増えはじめたようです。
Fさんによると、寄生虫といういいかたより「共生虫」 といったほうが正確だとの事。
九九八年には私と同じくK社ソフィアブックスから『恋する寄生虫」本を出された。
あたしの本が『おつか流食生活かくめい』。
うーん、どっちも変なタイトルですが、よろしかったらお読みくださいまし。
食生活においてもOと×で一方的に決めつけるのは危険やと思う。
体に悪い部分もあれば良い部分もある。
あたしや吸わんがたばこにだって精神を安定させる働きそうな。
異なったものを排除する考え方より、共生する考え方が大切なんじゃなかろうか?共生だるまに片目を入れたら、なんやら肩の力が抜けて気が楽になった。
すてきな恋でも探しにいきましょう。
生まれた家が大正七年創業の古典料理屋だったし、食生活の本を書いているものだから、「この人、きっといいものぽっかり食べていたはずよ。
きっとそうだわ。
そう決まっているゎ。
ぜー ったいそうょっ!」と誤解されることが多くて困っとります。
イヤ、誤解だけならなんちゅう、誤解の上にのっとった「おもてなし」をつけるとこれがたまらん、かなわん。
都会であれ地方の小さな町であれ同じことでして、とかく「最高のモン」の大集合料理を出してくれる。
肉は地元のOO牛、そのロー スを使い、卵はOO地鶏の有精卵、00川の天然鮎に、日本海の寒ブリ、地酒は当然のことながら精米度数三Oパーセント(米の外側を七Oパーセント削り取って作る) の大吟醸。
立派な旅館や料理屋さんでこういうもてなしをうけるほど「苦痛」はないですよ。
もてなし=ごちそう、っていうと必ず肉・魚がほとんどでして、野菜や穀物は添え物程度しかないですが、正直いって体が疲れます。
動物性たんぱく質って消化吸収にエネルギーを使うし、ビタミンなども補ってやらんと消化が遅くなる。
少量の肉や魚と多めの野菜やごはん、これが消化しやすく体も疲れん食べ方なのに、「ごちそう」ってやつはその反対ですわ。
値段の高い、少量手に入りんごちそうでおもてなししようって気持ちはありがたいが、食事全体のバランスをまず考えてほしいものです。
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足やせの言葉があり、この足やせがどこに入るのかでかなり悩んでいるようでした。
